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  • Sho Kawasaki

顧客のニーズと顧問弁護士


先日、トライコー株式会社の代表取締役ヘンリー・タン氏の講演を聞く機会がありました。

トライコー株式会社は、傘下に社労士事務所、行政書士事務所、司法書士事務所等を持ち、日本に進出しようとする外資系企業に対して、日本法人設立、税務、人事管理、ITソリューション等のサービスを提供している企業です。

講演の中で「日本政府の外資系企業招致策は、顧客目線でない」(=だからトライコーのビジネスチャンスになっている)と話していました。

例えば、問い合わせ対応時間は日本時間の9時~17時ですし、対応言語は日本語のみ、縦割り行政で実質的なワンストップ対応はされていません。おまけに日本の労働法制を含めた法規制は複雑。。。

顧客(=日本に進出しようとする外資系企業)のニーズに合っていないということでした。

私とは違う業界の話でしたが、はっとさせられる内容でした。

「顧客のニーズ」

弁護士は、紛争が生じてから交渉や訴訟対応を行うことを得意としています。

したがって、交渉や訴訟対応といった「紛争処理」を業務にしようとします。

しかし、顧問弁護士に求められるニーズはそれだけではない、むしろそれ以外にあるのではないかと感じています。

クライアントとしては、簡単なことでも法的リスクになりうることはすぐに専門家に確認しておきたいはずです。法的問題がないことが分かればすぐに行動を起こせます。リスクがあれば適切に対応することができます。

顧問弁護士としてはクライアントの法的なリスク(と思われるもの)に素早く対応(回答)することにこそ意味があると思います。

今後も、顧客の目線でものを考えてサービス展開をしていきたいと思います。


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