【医療機関向け顧問弁護士】の使い方~経営者の決断の数を減らす~
経営医師の「決断の数を減らす」ことが、医療機関の顧問弁護士の重要な役割だと考えています。
経営医師は、毎日の診療だけでなく、クリニック経営におけるあらゆる判断を迫られます。
その一方で、判断にかけられる時間やエネルギーは有限です。経営医師は【重要な判断】にのみ集中すべきです。
appleのスティーブ・ジョブズ氏やFacebookのマーク・ザッカーバーグ氏の服装がほぼ同じだったのは、服装の選択という判断を避け、重要な決断に備えるためだったと言われています。彼らは決断にかかるコスト・エネルギーを十分に理解していたのでしょう。
そこで私は
①聞くべきか否かを悩む前に、気軽に聞いてもらえる環境(=チャット相談)を整える
②リスク判断に必要な分析を加えて、できる限り早期に回答する(=24時間以内の回答)
の2点を心掛けています。
例えば、労務問題への対応、患者さんへの対応、クリニック内の業務フローの改革、締結が決まっている契約書のリスク判断といった問題についても、早期にメリット・デメリットを分析して回答しています。
経営医師の決断を助けるアドバイザーでありたいと思っています。
