個別指導と指定取り消し(2)

令和3年9月22日付で、新潟県の歯科に対して、「元保険医療機関の指定の取消相当」及び「保険医の登録の取消」をおこなったと関東信越厚生局から発表がありました。


個別指導の端緒となったのは、訪問診療を受けている患者の家族からの通報だったようです(医療費通知の自己負担額と実際の支払いが相違していた。)。


厚生局側が個別指導を行ったところ、訪問していない日の診療報酬を請求していることが判明し、個別指導を中断、患者に対する反面調査を含めた監査となりました。


しかし、歯科側は監査に出頭せず、監査を拒否。上記のような処分に至ったようです。


【個別指導→指定取消】という厳しい処分に至ったのは

  1. 実際には訪問していない日に訪問診療の診療報酬を請求していた可能性が極めて高いこと(いわゆる「架空請求」)。

  2. 監査に応じなかったこと

の2点が極めて大きな要因であったと考えられます。


「診療報酬を計上すべき日を間違えていた」という場合であれば、故意の架空請求とまではいえず、このような処分には至らなかったのではないかと思います。

架空請求は論外ですが、故意の「架空請求」「付増請求」「振替請求」と疑われるようなことが無いよう、日ごろからカルテの記載及びレセプト請求には細心の注意を払うことが重要です。







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