映画「デンジャークロース 極限着弾」を観ました。

映画「デンジャークロース 極限着弾」(クリフ・ステンダーズ監督)を観ました。


ベトナム戦争に参加したオーストラリア軍。農園地帯のロングタンで、南ベトナム解放民族戦線の兵士約2,000人と対峙することになります。しかし、対するオーストラリア軍D中隊は108名。味方の支援砲撃で窮地を脱しようとしますが、徐々に包囲されていきます。


一方、司令部では救援を出すべきか否かについて、意見が分かれます。

救援を出せば、司令部の守りが手薄になってしまうからです。


多数の負傷者を抱え、20代の若い徴集兵で構成されたD中隊は、生き残ることができるのか。

ベトナム戦争というとアメリが軍に焦点を当てた映画がほとんどですが、今作はオーストラリア軍にスポットをあてた珍しい作品です。


終始、数的に劣勢なオーストラリア軍が、不利な戦いを強いられ、見ていて緊迫感があります。

また、アメリカ軍とは違った装備・軍装という点も興味深いです。

あくまでミリタリーオタクの視点ですが、オーストラリア軍のみで採用されていた珍しい「オーウェン・マシンカービン」というサブマシンガンが使われていたり、M16ライフル(アメリカ軍と同じ)とL1A1ライフルが混在していたり(M16とL1A1は弾薬の互換性がないので、補給の観点からは不利なのではと疑問に思ったり。)。


単純にオーストラリア軍をヒロイックに描くだけでなく、悲惨なベトナム戦争の実態(南ベトナム解放民族戦線としては、アメリカ軍やオーストラリア軍の支援砲撃をかわすためには、多数の犠牲を出しつつ突撃するしかない)も描いています。




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