映画「4デイズ・イン・イラク」を観ました。

ポーランド映画「4デイズ・イン・イラク」を観ました(クシシュトフ・ウカシェヴィッチ監督)。


イラク戦争が終結した2004年のイラク、カルバラに派遣されたポーランド軍。カルバラの市庁舎を警備する任務を任されます。しかし、そこに過激派民兵組織が攻撃を仕掛けてきます。小火器と少人数の部隊、救援の望めない孤立した状況で、市庁舎を防衛することはできるのか。

40名のポーランド部隊を率いるカリツキ大尉、直前の戦闘で恐怖から仲間を救えなかった衛生兵のカミル、イラク軍通訳のファリードを軸に話が進みます。


ポーランド軍が、使用している車両のガラスを割って装甲板を取り付けたり、車両の横に防弾ベストを並べて、無理やり装甲車両を作るシーンがありますが、アメリカ映画ではなかなか見られない描写ですね(劇中ではアメリカ軍から車両を「ポンコツ」と揶揄されているシーンがあります。)。


舞台となるカルバラの市庁舎には、ポーランド部隊の他にブルガリアの特殊部隊が配備されており、ポーランド軍のカリツキ大尉とブルガリア軍のゲトフ大尉とのやり取りが非常に興味深いです。

お互いに英語で話をするのですが、「英語は苦手だ」という趣旨の発言をするカリツキ大尉に対して、「昔は君らとロシア語で話せた」「(今は)アメリカの意向が最優先だ」と返すゲトフ大尉。「兄弟(同盟国)が変わっただけだ」とカリツキ大尉は応じますが、「だが私らには兄貴だ」と自嘲気味に話すゲトフ大尉。


冷戦時代は東側諸国だったポーランド、ブルガリアも、今はアメリカの意向に従うようになったということですね。


「ローンサバイバー」や「アメリカン・スナイパー」などといったアメリカ映画に比べると戦闘シーンがかなり地味ですが(失礼)、最前線の苦悩や、孤立し緊迫した空気が伝わってくる映画でした。



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